"too"を使いこなす | 英会話例文


"too"にどういう意味と使い方があるかをまとめます。

"too"にも学校で習っている意外の使われ方があります。

"too"は日常英会話の色々な場面で頻出するので、
覚えてしまうと表現力が広がって行きます。
ただし、日本語もそうですが
口語で頻出するけれど文章を書く時には避けたい使い方とがあるので注意。 使い方をマスターしましょう。

"too"の意味、使い方と例文

"too"と"very"の違い

veryが『とても』と強調する意味があるのに対し、 副詞tooには『余りに〜過ぎる』過剰だという意味があります。

It's very expensive.
それはとても高価だ。
It's too expensive.
それは高価すぎる。

〜も、同じように、という意味の"too"

〜も、同じように as well, also
 
例文:
A: "I like Joan Rivers."「私ジョーン・リバースが好き。」
B: "Me too. She's too funny." 「私もよ。彼女は面白過ぎ。」

A: "I love you."「あなたを愛してるよ」
B: "I love you, too." 「私もあなたを愛してる。」

I, too, have watched this movie. 私もこの映画は観た。(古い言い方です)
I have watched this movie too. 私もこの映画は観た。
Can I go too? 私も行ってもいい?

too〜to

〜するのには〜過ぎだ
toの後に動詞がきて、『〜するのには〜過ぎた』『あまりに〜過ぎるので〜出来ない』という意味の文になります。
例文:
It's too late to catch the bus. そのバスに乗るには遅過ぎた。(遅すぎるのでバスに乗る事は出来ない)
We got there too late to see the fireworks. 私たちがそこに着いたのが余りに遅くて花火を観る事は出来なかった。
He's too old to ride a motorcycle. 彼は年を取りすぎているのでバイクには乗れない。(彼はバイクに乗るのには年をとりすぎている。)
It's too good to be true! 話がうますぎる!(本当だというには話しが良すぎる)
This T-shirts is too small for me to wear. このTシャツは私が着るのには小さすぎる。

強調として使われる"too"

too + 形容詞/副詞
後ろに来る形容詞を強調して、「〜過ぎだ」「凄く〜だ」という意味になります。 soがただ「凄く〜だ」という肯定的強調の意味で使われるのに対し、tooは必要以上に、過剰だという否定的な意味になります。 (肯定的な意味になる場合もあります。)
例文:
I'm too tired. 凄く疲れた。疲れ過ぎ。
She's too sweet. 彼女は優し過ぎる/いい人過ぎる。
It's too easy. それは簡単過ぎだ。
Turn down your music. It's too loud. 音(音楽)を小さくしろ。煩すぎだ。
She talks too fast.  彼女は速く喋り過ぎる。
She's walking too quickly. 彼女は早く歩き過ぎている。
強調 + too
口語で使われる表現
way/far/muchなどの強調の後に来る場合。(強調+強調)凄く〜過ぎだ。
例文:
Her house is way too far from here. 彼女の家はここから凄く遠い。(凄く遠過ぎだ)
This skirt is way too short for me. このスカートは私には凄く短すぎる。
It's much too late for that show. 私にはやるべき仕事が沢山ある。
He's far too young to watch this movie. 彼はこの映画を見るのには凄く若すぎる。(彼にはまだ早すぎる)
too + much/many/little/few + 名詞
too much/littleは不可算名詞の前に、too many/fewは可算名詞の前に使います。
「〜過ぎ」という意味になります。
例文:
I ate too much carb today. 今日は炭水化物を食べ過ぎた。
You are asking me too many questions. あなたは沢山の質問をし過ぎている。(質問が多すぎ)
Getting too little sleep is not good for you. 眠らなすぎるのは体に良くない。(睡眠時間が少なすぎるのは良くない。)
There are too few politicians who cares about environment. 環境を気にする政治家が少なすぎる。
not too
「あまり〜ではない」という意味になります。
例文:
It's not too easy. それはあまり簡単ではない。
He's not feeling too well. 彼はあまり具合が良くない。
It's not too bad. それは悪くはない。
It's not too far away from here. それはここからあまり遠くはない。

*口語表現は友達に書くテキストなどで使用するのは良いですが、 きちんとした文章を書く時には使わないようにしましょう。 大学のエッセイなどで使うと先生に赤ペンをいれられます。*

イディオム

too little, too late
少なすぎるし、遅すぎる
誰かを助ける時に、『助けが少なすぎるし、助けるのが遅すぎる』という意味で使われたりします。

さて、tooの使い方が分かったら、soの意味と使い方 もついでに覚えてしまいしょう。


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