"so"を使いこなす | 英会話例文
会話でよく登場する"so"にどういう意味と使い方があるかをまとめます。
"so"は日常英会話の色々な場面で頻出するので、覚えると表現力が広がって行きます。
ただし、日本語もそうですが
口語で頻出するけれど文章を書く時には避けたい使い方とがあるので注意。
使い方をマスターしましょう。
"so"の意味、使い方と例文
相手に言った事に対する反応で使われる"so"
口語でよく使われる表現です。
- so?
- 「で?」「だから?」「それで?」
- 相手の言った事に対する反応です。だからどうした、自分は気にしない/関係ない/どうでもいい、などのニュアンスで使われます。
- 例文:
A: "It's dark outside." 「外は暗いよ」 - B: "So?"「で?/だから?/それで?」
- A: "I saw you walking with Lucy." 「あなたがルーシーと歩いている所を見たよ。」
- B: "So?"「で?/だから?/それで?」
- so what
- 「だから何?」「だからどうした?」と開き直る時やどうでもいい時によく使われる表現です。
- 例文:
A: "You're mean!" 「あなた意地悪だ!」 - B: "So what?"「だから何?」
- I just messed up a little, so what? ちょっと失敗しただけだよ、だからどうしたって言うんだ。
- 文頭に来るSo
- 言葉を切り出す時に使われます。
- =well ええと、さて、ところで、やれやれ、じゃあ、まあ、など
- So you really did that. じゃああなた本当にそれやったんだ。
- 皮肉、驚き、など
- So you think you can dance. あなたは自分が踊れると思ってるんだ。(皮肉)
- So you're having twins! あなたは双子を産むのね!(驚き)
日本語の「そう」の意味に近い使われ方をする"so"
口語で良く登場します。推定で『そうだろう』というニュアンスが出ます。 また、曖昧な同意として使われます。
- I think so. / I don't think so. / I thought so. / I didn't think so.
- そうだと思うよ。/そうだとは思わない。/ そうだと思ったよ。/そうだとは思わなかった。
- Do you really think so?
- あなたは本当にそうだと思うの?
- I guess so.
- そうだと思うよ。
- I belive so.
- そうだと思うよ。
- I suppose so.
- そうだと思うよ。
- I hope so.
- そうだといいんだけどね。
- I'm afraid so.
- そのようだね。
〜も、同じようにという意味の"so"
- 〜も、同じように、 likewise
- 例文:
A: "I'm from Chicago."「私シカゴ出身なの。」 - B: "Really? So am I." 「本当に?私もよ。」
- A: "I want to go see this movie."「この映画を見に行きたいよ。」
- B: "So do I." 「私もだ。」
- She's a nurse and so am I. 彼女は看護婦で、私も同じように看護婦だ。
接続詞として使われる"so"
厳密に言うとフォーマルではないのですが、フォーマルな場面でも多用されていています。
- 〜なので、
- (原因)〜なのでと前のセンテンスを繋げる役割をします。therefore
- 例文:
Our car broke down on the road, so we walked. 道で車が壊れたので、私たちは歩いた。 - 〜する為に
- 〜する為に、と前のセンテンスを繋げる役割をします。in order that
- 例文:
I didn't go to the party, so I could spend the night with you. あなたと夜を一緒に過す為に、パーティには行かなかった。
so that
- 〜なので、
- (原因)〜なのでと前のセンテンスを繋げる役割をします。
- 例文:
Our neighbour was so loud that I couldn't sleep. 隣人がとても煩かったので私は眠れなかった。 - 〜する為に
- 〜する為に、in order that
- 例文:
I woke him up so that he wouldn't be late for school. 彼が学校に遅刻しない為に、私は彼を起した。
強調として使われる"so"
口語でよく使われる表現です。
- so + 形容詞/副詞
- 後ろに来る形容詞を強調して、「凄く/とても〜だ」という意味になります。
- 例文:
So cool! 「凄くいい/かっこいい」 - I'm so hungry. 凄くお腹が空いた。
- She's so sweet. 彼女は凄く優しい/いい人だ。
- It's so easy. それは凄く簡単だ。
- He sings so well. 彼は凄く上手に歌う。
- He left so quickly. 彼は凄く早く去った(さっさと帰った)
- so + 数、量、頻度
- 後ろに来るmuch/many/little/oftenなどを強調します。
- 例文:
Thank you so much. とてもありがとう - She ate so much! 彼女は凄く食べた
- I have so much work to do. 私にはやるべき仕事が沢山ある。
- His job pays him so little. 彼の仕事はほんのちょっとしか稼げない
- She's dining out so often. 彼女は凄くよく外食する
- He made so many friends at school. 彼は学校で凄く沢山の友達を作った。
- not so + 形容詞/副詞
- 後に来る形容詞の意味を打ち消して、「それほど〜ではない」「あまり〜ではない」という意味になります。
- 例文:
(It's)Not so good. あまり良くはない - (It's)Not so bad. 悪くはない。
- It's not so easy. それはあまり簡単ではない。
- He's not feeling so well. 彼はあまり具合が良くない。
*口語表現は友達に書くテキストなどで使用するのは良いですが、 きちんとした文章を書く時には使わないようにしましょう。 大学のエッセイなどで使うと先生に赤ペンをいれられます。*
イディオム
- so and so
- だれそれ、誰々、某氏
- 名前の分かっていない人、特定しない人を呼ぶ時に使われる表現です。
- so be it
- それならそれでいい、それならそれで構わない
- 好ましく思ってはいなくても受け入れなくてはならないような時に使います。
- so far
- いままでのところ、今までは、そこ(その時点)までは
- 例文:She hasn't cried so far. 今までのところ彼女はまだ泣いていない。
- So far, so good.
- 今のところ順調
- 今現在の時点までは上々だという表現です。
- So far as I can tell
- 今のところ私が分かるのは、多分
- So far as I can see
- 今のところ私が分かるのは、多分
- so to say/speak
- 言ってみれば、いわば、
- or so
- =approximately だいたい それぐらい
さて、soの使い方が分かったら、tooの意味と使い方 もついでに覚えてしまいしょう。